婚活をしていると、どんなに頑張ったと思っても相手からお断りを受けたり、こちらからお断りしなければならない場面が出てくることがあります。
お断りをする側にもされる側にも、悩ましい問題として立ちはだかってくることでしょう。
お見合いでよくあるお断りの理由にはどんなものがあるのでしょうか?また、相手をなるべく傷つけずに断るには、どんな点に気を付けるべきなのでしょう?
今回は、お見合いでよくあるお断りの理由と、お断りする際の注意すべき点について紹介します!
お見合いで多い「お断りの理由」には何がある?
なぜお断りされてしまったのか、ハッキリわからないこともあるでしょう。お見合いで多い「お断りの理由」にはどのようなものがあるのでしょうか?
よくあるお断りの理由を5つ紹介していきます。
年齢が許容範囲ではなかった
年齢が相手の許容範囲内ではなかった、ということはよくあるお断りの理由の1つです。
例えば、男性は若い女性を好む傾向にありますが、女性も年上すぎる男性とはなかなか会う気になれません。
また、年齢差が大きいとお見合いを断られることもあります。年齢差が大きいほど生活スタイルや価値観が異なる場合もあるため、一緒に生活をしていく上での不安要素になるからです。
ちなみに、一般的に年齢差は3~5歳差までが許容範囲のことが多く、女性のほうが許容範囲が広い傾向にあるようです。
容姿がタイプではないから
自分が相手の写真を見るときに容姿を気にするように、写真を見てお断りになる会員様もいらっしゃいます。
写真の印象はとても重要なので、あまり写りの良くないものを使っているとお断りが続く可能性があります。できるだけ写りの良い写真を用意するのがおすすめですよ。
ただし、写真と実際の姿のイメージが違い過ぎても断られる要因となります。初対面の時は写真のイメージを崩さないよう準備して臨むといいでしょう。
それから、お見合いを成功させるためには自分磨きも大切です!自信も振る舞いに影響してくるので、普段から身なりを整えることを意識するといいでしょう。
価値観の不一致
趣味や感覚、性格が違うと一緒に過ごしていくことは難しいですよね。この人と一緒に生活していけそうだと思えなければ、お断りされてしまうでしょう。
約束の時間に遅れたり、ラフ過ぎる格好で来たり、言葉遣いが悪いことなど、マナーが良くないこともよくある原因として挙げられます。
価値観というと、お互いの相性に左右される要素が大きいところではありますが、意識すれば相手に不快感を与えずに済む問題もあります。心当たりがある方は改善しましょう。
コミュニケーション不足の問題
話が弾まない相手と一緒にいるのは、気まずかったり退屈だったりして相性が良くないと感じられます。
質問が多すぎるとうっとうしく思われたり、何も聞かれないと無関心なのかな?と思われたりすることも。
会話のキャッチボールが上手くいかないとお断りされてしまいます。相手の話も聞きつつ、お互いが気持ちよく話せるのがベターですよ。
相手の希望の条件とマッチしなかったから
これは特に男性に多いのですが、年収や居住地、学歴など、相手の希望する条件がマッチしないと断られてしまいます。
共働きが当たり前になり、年収や学歴をあまり気にしない女性も増えましたが、気にする方もまだまだいます。
とはいえ、居住地については遠距離恋愛が心配な方や、地元から離れたくないと考える方もいるので仕方がなかったと割り切るしかありません。
自分からお断りする際に注意すべき点とは
婚活をして色んな方と交流していれば、自分からお断りする場面も出てくることでしょう。しかし、どうやってお断りすればいいのかは悩ましいもの。
相手を傷つけずにお断りするための注意点を、4つ解説していきましょう。
メール・LINEでのお断りは関係が浅い場合ならOK
お断りをする場合、メール・lineで伝えてもいいのでしょうか?
まだ1~2回しか会っていないような、関係が浅いうちであればメール・LINEでお断りを伝えてもOKです!
真面目な人は直接会って伝えるべきだと思うかもしれません。でも、まだ知り会って日が浅い人に、お断りをするためだけに時間を作って会いに来てもらうのも忍びないですよね。
お断りを伝える際には、「メール・LINEでお伝えする失礼をお許しください~」と前置きしましょう。
相手を尊重した言葉選びをすること
相手を傷つけないようにお断りをするには、断る理由を相手のせいにしないように気を付けます。
率直な理由を言い過ぎると、相手を傷つける可能性があります。相手の欠点は責めず、当たり障りのない伝え方をするといいでしょう。
例えば、「価値観の相違」、「結婚観の不一致」などを理由としてお伝えするのもいいですよ。
曖昧な態度をとらずハッキリ伝えること
断るときは時間を空けず、早い段階でお断りしましょう。ずるずる先延ばしにすると、相手は期待するので無駄な時間や労力を使わせてしまうことになります。
相手の婚活の貴重な時間を奪わないように配慮する意味でも、合わないと思ったらすぐにお断りしましょう。
また、お断りする時は曖昧な態度をとることは避けてください。相手に気を遣い過ぎて、「あなたには非がない」と受け取れるような表現をすると、変な期待を持たせてしまいます。断るときはハッキリと伝わるように断りましょう!
相手への感謝と謝罪を忘れずに伝えること
お断りする際は、自分に時間を割いて向き合ってくれた相手に対して失礼がないように、相手に誠意をもって感謝と謝罪を伝えることが大切です。
感謝の意を示すことで、相手の自尊心を傷つけないように配慮できます。後腐れなくお断りできれば、お互いが明るい気持ちで次の婚活に臨めますよ。
「お断りの理由」をバネに婚活を成功させよう
お断りが続くと気持ちが沈んでしまうかもしれませんが、お断りされた(と考えられる)理由、お断りした理由をもとに、自分磨きをすることも大切なアプローチの1つです。
お見合いを成功させるために、身なりや振る舞いを意識して改善していきましょう。
自信が付くと立ち居振る舞いも変わってくるので、相手にとってより魅力的な人間に映るようになってきますよ。
選ばれるのを待つばかりでなく、自分から行動を起こしていきましょう!
まとめ
お見合いでの「お断り理由」と、自分から「お断り」する際の注意点について解説しました。お断りされるのも、お断りするのも本当に気力が必要なことですよね。
お見合いを成功させるためには、失敗をバネに前向きなアプローチで新たな出会いを探し続けることが肝心です。
良きパートナーと巡り合える日のためにも、お断りの理由をあれこれ考えて悩み続けるより、気持ちを次に切り替えて努力していきましょう!